10 インドの盛衰 インドでの売春の現実
インドでは、売春宿の勧誘、所有または管理、ホテルでの売春、児童買春は違法。しかし、ムンバイ、デリー、コルカタ、チェンナイなどのインドの都市では、多くの売春宿が違法に運営されている。UNAIDS(国連合同エイズ計画)は、2016年の時点でインド国内に65万7,829人の売春婦がいたと推定している。(英文ウィキペディア2021.7)
●売春が主な収入源であるインドの場所
インドは今日最も急速に成長している発展途上国の1つだが、それでもこの国には現在に遅れをとっている暗いエリアがある。そこは現代世界から疎外されており、教育の欠如がその主な理由の1つという。
現在でもインドは、思春期前であっても、家族の女子が売春を強いられる場所に住んでいる信じがたい事実がある。
この職業を選んだ女性のほとんどは、貧しい経済的背景から来ているか、古くからの伝統のためにこの職業に引きずり込まれている。(資料 blog.ipleaders.in 2020.5.22)
●コロナで仕事が減少したプネのセックスワーカー調査
約700の売春宿に3,000人近くのセックスワーカーが住む、インドで3番目に大きなプネの歓楽街Budhwar Pethで300人に調査が行われた。
プネで実施された最近の調査によると、市内の商業セックスワーカーの99%が、コロナウイルスのパンデミックをきっかけに代替の雇用機会を探していることがわかった。
この調査は、セックスワーカーの福祉に取り組むフォーラムAsha CareTrustが実施した。
報告書は、封鎖中に性的サービスの需要が劇的に減少し、セックスワーカーが生存のためにお金を借りることを余儀なくされたいる。
「労働者の85%以上が融資を受け、98%以上が売春宿の所有者、管理者、金貸しから融資を受けており、さらなる搾取にさらされている」と書かれている。
「さらに憂慮すべきことは、労働者の87%が、パンデミックが発生する前でさえ、彼らの収入は彼ら自身または彼らの家族を支えるのに十分ではなかったと述べたこと。調査対象のほとんどすべての労働者が、代替案を模索することに熱心であると付け加えた。
レポートはまた、それらの82パーセントは25-45歳の年齢層に分類され、未成年のときに強制的に取引された人もいた。84%以上は正式な教育を受けておらず、残りは高校を卒業する前に性の取引に追い込まれた。調査はまた、92.7%がセックスワークを再開することを恐れていると述べたが、彼らは飢餓についても心配していると述べた。(資料 theprint.in 2020.9.16)