1 上海の盛衰 上海最初のゴルフクラブ (はじまり)
上海のゴルフ場は、国際大会が行われる「上海シェーシャン(佘山)国際ゴルフクラブ」が有名。
さて、上海は英国などの列強の租界として発展し、それにともない欧米人にとって屋外スポーツとしてのゴルフの存在は必要不可欠の要求となった。1894年1月10日、18名のゴルフ愛好者が集い「上海ゴルフクラブ」の設立が合意した。「北華捷報」は「6ホールのコースを取得する資金の捻出に、上海騾馬市場とエンターテインメント財団が支援することが期待されている」と伝えた(1894.1.12)。
1894年に上海ゴルフクラブを設立して以降、上海は競馬場ゴルフクラブ、紅光、虹口、江湾、虹橋、スタンダード石油などのゴルフコースを次々と建設。同時に、上海ジュニアゴルフクラブ、上海女子ゴルフクラブなどいくつものクラブが設立してきた。
1909年、上海ゴルフクラブは1,000銀元を投資して、上海ゴルフカップ(上海ゴルフカップ)を運営することを決定。最初のゲームは1910年4月に開催された。( 資料「新浪体育」2020.12.22 )