1 インドの盛衰 (始まり)インド観光の現状
●観光に関する重要な事実(2018年)
インドへの外国人観光客の到着数1056万人で、年間成長率は5.2%。 世界の観光客数のインドのシェアは1.24%、世界の観光客数の順位は25位、世界の観光収入のインドのシェア1.97%(米ドル換算)。世界の観光収入のインドの順位は13位となっている。(India Tourism Statistics at a Glance 2019)
●インドへの観光客上位10カ国(2017年)
世界からインドに観光に訪れる人は、2017年に1003万人を超えた。一位は隣国のバングラディシュで215万人。これに2位のアメリカと3位のイギリスを含めた3カ国で全体の45%を占める。
1 バングラデシュ215万6557人 21.49%
2 アメリカ 137万6919人 13.72%
3 イギリス 98万6296人 9.83%
4 カナダ 33万5439人 3.34%
5 オーストラリア 32万4243人 3.23%
6 マレーシア 32万2126人 3.21%
7 スリランカ 30万3590人 3.03%
8 ロシア連邦 27万8904人 2.78%
9 ドイツ 26万9380人 2.68%
10 フランス 24万9620人 2.49%
上位10か国 合計 660万3074人 65.80%
その他 343万2729人 34.20%
G.合計 1003万5803人 100.00%( 2018 India Tourism statistics Glance)
●外国人観光客の人気目的地10(2015)
インド観光の目的地は1位がタージ・マハル。1位から4位迄で51.56%と半数を超える。地域としてはアグラ4箇所とデリー3箇所で、その地の利の良さも影響している。
1 タージ・マハル(アグラ) 48万0008人 18.32%
2 アグラ城塞(アグラ) 34万3776人 13.12%
3 クトゥブ・ミナール(デリー ) 29万7840人 11.37%
4 ファテープル・シークリー(アグラ)22万9374人 8.75%
5 フマユーン廟(デリー )20万3501人 7.77%
6 レッドフォート(デリー) 12万7426人 4.86%
7 マッタンチェリー パレス(コチ) 11万2564人 4.30%
8 発掘された仏教遺跡(サルナート) 8万9496人 3.42%
9 イティマード・ウッダウラ廟(アグラ) 6万8244人 2.60%
10 宗教遺跡群(ママラプラム) 6万6258人 2.53%
その他 60万1741人 22.97%
合計 262万0228人 100.0% 出典:インド考古学調査(ASI)