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15 インドの盛衰 インドラ・ガンジー空港

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インディラ・ガンジー国際空港のターミナル3

  インディラ・ガンジー国際空港は、インドのデリー市にある空港で、首都ニューデリーとインド北部の国際航空ハブとして機能している。空港はニューデリー駅の南西15 km、ニューデリー市内中心部から16kmのパラムにある。インドの元首相インディラガンディーにちなんで名付けられたこの空港は、2009年以来、旅客輸送量の点でインドで最も混雑している空港。2015年後半にムンバイを追い越し、貨物輸送の面で国内で最も混雑する空港でもある。
●歴史
 1930年に建設され、1962年までデリーの主要空港だったサフダージャング空港は、ジェット機などの新しい大型航空機をサポートできなかったため、民間の運行は1962年にパラム空港に移された。パラム空港は第二次大戦中にイギリス空軍のパラム駅として建設されたが、イギリス軍が去った後、インド空軍の空軍基地として利用されていた。
 パラム空港のピーク時の乗客数は1時間あたり約1,300人。1979年から80年にかけて、合計300万人の国内および海外の乗客がパラム空港に出入りした。70年代と80年代の航空交通量の増加により、古いパラムターミナルのほぼ4倍の面積を持つ追加のターミナルが建設された。
 1986年5月2日にこの新しい国際ターミナル、ターミナル2が開設され、空港はインディラ・ガンジー国際空港(IGIA)に改名された。(資料 英文ウィキペディア