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4 インドの盛衰 ヨガを実践していない多くのインド人

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インドのハイデラバードにある建物のテラス(Getty Images)

 ヒンドゥー教の古代経典で言及されているヨガは、数千年前にインドで始まった。インド政府は、モディ首相の下で、健康を促進する文化的実践としてヨガを強く奨励している。
それでも、ピュー・リサーチセンターの調査によると、ほとんどのインド人はヨガを実践していません。ヨガを実践したことがあると答えたのはインドの成人の約3分の1(35%)。毎日は(7%)毎週(6%)。
●ヨガ実践の宗教別調査
 この調査は、ピュー研究所の2021年のレポート「インドの宗教:寛容と分離」(2019年11月から2020年3月まで実施)に基づいている。この調査は、インドの17の言語で18歳以上の成人ほぼ3万人を対象に行われた。内訳は、ヒンズー教徒(22,975人)、ヒンズー教徒(3,336人)、シーク(1,782人)、キリスト教徒(1,011人)、仏教徒(719人)、ジャイン(109人)。その他(67人)。
その結果、ヒンズー教徒の同じ割合を含むインド人10人のうち約6人に(62%)がヨガを練習したことがないと述べています。
●1位はジャイナ教、2位はシーク教
 ヨガのルーツがヒンズー教にあるにもかかわらず、ヒンズー教徒はインドでヨガを実践する可能性が最も高い宗教グループではありません。各宗派でのヨガを実践したことがあると答えた割合は、ジャイナ教(61%)、シーク教徒(50%)、仏教徒(38% )とヒンズー教徒(36%)。これらの宗教グループの4つで、大多数は常にヨガを実践していないと述べている。インドのイスラム教徒(29%)とキリスト教徒(24%)と3分の1未満である。
 インド人の間では、ヨガの実践は、教育を受けていない人よりも大卒者の間で、より広く行われており(56%対33%)、女性や高齢者よりも、男性と若い成人の間でやや一般的です。
資料 pewresearch.org/fact-tank/2021/07/06