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3 ローマの盛衰 ローマの議事堂

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モンテチトーリオ宮殿(代議員議事堂)

 モンテチトーリオ宮殿(Palazzo Montecitorio)は、ローマにある歴史的な建物で、イタリア共和国の代議院(下院)議事堂である。
 この宮殿には、16世紀から20世紀にかけての千を超える絵画や彫刻、さまざまな時代の数千の彫刻や版画などの芸術的資産があり、これらの作品の大部分は、さまざまな監督官庁によって所有され、議員会議所に一時的に保管されている。
●歴史
 建物の歴史は、1653年にローマ教皇インノケンティウス10世(在位1644-1655)がロレンツォ・ベルニーニ(1598-1680) に、ルドヴィシオ家の住居の建設を依頼したときに始まる。しかしインノケンティウス10世とニコロ・ルドヴィージとの間の外交上の争いにより、1654年に作業は突然減速した。ルドヴィージ(1664)の死後作業は中断され、約20年後にイノセント12世(在位1691-1700)を説得した建築家カルロ・フォンタナ(Carlo Fontana)によって再開され、1696年に完成した。宮殿は、教皇の宮廷に加えて、ローマ県と警察署の本拠地でもあり、したがって、教皇庁の司法および行政生活において主導的な役割を果たした。
●その後
 中世以来分裂が続いたイタリアの民族国家の独立と統一の過程で、1870年にローマもイタリア王国に併合された。それとともに、モンテチトーリオ宮殿は没収され、その役割を代議院議事堂を目的とした。建物の新機能に必要な変更は迅速に行われ、1871年11月27日に発足した。
 しかし、新しい議事堂には不十分で、1900年に閉鎖された。その後、デッラミッション通りに新しい暫定ホールが建てられ、1918年にモンテチトーリオ宮殿に決定的な議席が開設された。
 建物の増築工事は、元の建物の背後に新しい建物を建設することで重要な介入を行った。最も重要なステートルームは、大統領の事務所、局のメンバー、事務総長とともに2階にある。(資料 イタリ版ウィキペディア