23 ソウルの盛衰 韓国滞在外国人
韓国法務部が発表した統計月報(2019.12)によると、2019年12月末現在に滞在する外国人は252万4656人となり、初めて250万人を越えた。
これまでの滞在外国人は、2007年に100万人、2016年に200万人を突破。2019年に250万人を突破した。252万人のうち、90日以上の長期滞在申告は173万1803人(68.6%)で、短期滞在者は79万2853人(31.4%)である。
●国籍別
1位中国=110万1782人(43.6%)。うち70万198人(63.3%)は、韓国系中国人。
2位ベトナム=22万4518人 、3位タイ=20万9909人、4位米国=15万6982人、5位日本=8万6196人、6位ウズベキスタン=7万5320人、7位フィリピン=6万2398人、8位ロシア=6万1427人、9位インドネシア=4万8854人、10位モンゴル=4万8185人、11位カンボジア=4万7565人の順。
●登録外国人の居住地
1.京畿道(41万4318人)、2.ソウル(28万1876人)、3.忠清南道(世宗市を含む・7万6375人)、4.慶尚南道(7万6123人)、5.仁川(7万2259人)、6.慶北(5万8119人)、7.釜山(4万5999人)、8.忠清北道(4万714人)、9.全羅南道(3万4638人)、10.全羅北道(3万3074人)の順。不法滞在外国人は、39万281人。
●外国人留学生
合計で18万131人で、国籍は1.中国(7万1719人)、2.ベトナム(5万7539人)、3.ウズベキスタン(1万499人)、4.モンゴル(8739人)、5.日本(2887人)、6.ネパール(2331人)、7.パキスタン(1905人)、8.インドネシア(1461人)、9.インド(1451人)、10.バングラデシュ(1千387人)の順。
●難民申請者
2019年難民申請者は1万5452人で、2018年より4.5%減少。
2019年12月まで難民申請者は6万4358人にのぼる。審査が終了した2万8600人のうち、1022人を難民として認定され、2217人が人道的滞在許可を受けた。(資料=聯合ニュース(2020.2.17 )