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12 香港の盛衰 台湾に引越を希望する香港人

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台南市の「台湾移民署」

  1)1980年代後半に、台湾に移住した香港人の世代が3,000人を超える。
2)1997年の数年前、台湾で勉強していた香港の学生は、「中華民国」IDカードを取得する資格と投票する権利を得た。
3)近年、移民の数が過去に比べ3倍になった。
 この移民の流れの中で、移住は若者にとってますます魅力となっている。 台南に移住した28歳の香港の男性は、バルコニー付きの3ベッドルームと2リビングの家を購入したと言う。香港では、同じ価格ではトイレも購入できないという。
 過去20年の香港の急速な変化で、住宅価格が高く、金融への依存度が高い香港経済のため、多くの香港の若者が台湾への移民を選択した。
 香港のシンクタンク「Civic Exchange」は、2016年6月香港で1,500人を対象に調査した。その結果、66%の人が「香港は次世代の成長に適さない」と考えており、42%は「機会があれば香港から移住したい」と選択した。 最近の調査結果では、移民先で最も多いのは台湾であった。
 2008年8月1日以降、台湾は「移民法」を正式に施行した。SARパスポートまたはBNOの保有者は、600万台湾ドル(約2300万円)を台湾に会社を設立するか会社に投資するだけで居住許可を取得できる。
 会社設立後、9週間以内に長期滞在許可が取得でき、1年以内に香港とマカオの人は台湾に帰化することができる。 帰化後、家族の入籍を申請すれば、家族は台湾に移住できる。知乎(2019.9.25)
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