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6 香港の盛衰 ピークトラム

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ビクトリアピークを登るピークトラム

 香港島の上層まで観光客を運ケーブルカー、ピークトラムは、1888年に運行されたアジアで最初のケーブルカーである。
 ピークトラムは、ペニンシュラホテルの所有者の香港上海ホテル(HSH)が運営している。ピークトラムは現在、より長い車体とより広いプラットフォームを持つようにアップグレードされている。トラム乗り場からビクトリアピーク終点までのルートは、約1.4kmで、標高は400m弱。
 ピークトラムを計画したのはアレクサンダー・スミスで、1881年に最初にピーク鉄道のプロジェクトを形にし、香港総督に請願書を提出した。彼は欧米の観光地を視察して、登山用の車両に採用されている既存の鉄道方法を調査して香港に帰った。そして彼が実際に建築を始めたのは1885年9月で、1888年5月に正式に開通した。当初はビクトリアピークの住民にのみ使用されていた。それでも運行初日には800人の乗客を運び、初年度には約15万人の乗客を運んだ。(資料=英文ウイキペディア)