5 香港の盛衰 二階建てバス
香港の2階建てバスを運行する九龍バス会社(略称KMB)は、1933年に設立された。主に九龍バスと新界でフランチャイズのバス事業を運営しており、2018年末には、合計4112台のバスで409のバス路線を運行している。
KMBの前身は、1921年に設立された「九龍バス株式会社」で、 尖沙咀←→九龍城など2つのバス路線を運行した。
1941年12月、日本軍が香港を占領したため、当時バスは140台に増加していたが、通常運行がほぼ停止され、軍は陸上輸送を再編して占領し続けた。燃料を節約するために、再編成したり、停車地の数を減らしたため、KMBは2つのバス路線しか維持できなかった。大戦後の1946年2月、KMBは中古の軍用車両とトラックを乗用車に改造し、バスサービスの再開に努めた。1972年、香港海底トンネルが正式に開通し、九龍バスが初めて香港島に到着した。(資料 中文ウイキペディア)