23 連環画の壺 「英国東インド会社と阿片」
壺23
1600年、英国のエリザベス女王一世に認可された英国東インド会社は、アジアとの貿易を独占した。18世紀後半までに、同社はアヘンの栽培地域であるベンガルとビハールの2つの州を支配し、インドの阿片生産を独占した。
同社は、ビハール州にあるパトナ(市街から西8キロ)を輸出と薬用のアヘン製造の中心地として使用した。阿片の倉庫はガンジス川岸の古いオランダの工場の敷地にあった。それをカルカッタのオークションで民間業者に販売した。タバコと混ぜて燻製した阿片は中毒性が高いのでリピート商品である。(資料 British Library)