壺16 台湾史話
オランダの東インド会社は、1624年に台湾島の大員(台南市周辺)を中心とする地域を制圧して要塞を築いた。東インド会社の台湾統治期間中、大量の漢人を募集して、土地開発を進めようとした。
「明を維持する」として清朝に抵抗していた鄭成功は、清への反攻の拠点を確保するため、東インド会社の要塞を攻撃し、1662年に東インド会社を台湾から駆逐することに成功した。
東インド会社の駆逐を果した鄭成功は、台湾を「東都」と改名したが、1662年中に病気で死去した。(資料 連環画「台湾史話」盛元竜画