シュールの本棚

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2 ロンドンの盛衰 「ロンドン・ブリッジ」

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テームズ川が凍り、ロンドン橋に堆積する氷(1814年2月5日 

(ブリティシュライブラリー蔵)

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2新しいロンドン・ブリッジの開通の式典(1831年8月)

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3 新しいロンドン・ブリッジの開通の式典(同上)

ロンドン橋( London Bridge)は、ロンドンを流れるテムズ川にかかる橋。

これまで何度も立て替えられたが、18世紀の終わりには交通量を考慮して、石造アーチによるものが1762年に作られた。新たな橋は旧橋より30m上流に、着工から7年後の1831年に完工した。この橋は大理石で造られ、長さは283m、幅は15 m、開通日は1831年8月1日である。その日、式典が橋のたもとの会場で行われた。(図参照)1831年に完成したロンドン橋も、基礎の沈下のために取り壊されることになり、1968年4月18日にアメリカの企業家に売却された。現在のロンドン橋は1973年3月に開通した3連のコンクリート梁からなる283mの橋梁である。