![f:id:danbuer:20201030170834j:plain f:id:danbuer:20201030170834j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/danbuer/20201030/20201030170834.jpg)
図1 店の中で人々から話を聞き出す蒲松齢
![f:id:danbuer:20201030170901j:plain f:id:danbuer:20201030170901j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/danbuer/20201030/20201030170901.jpg)
図2 老僧からも話を聞き出す
壺18 蒲 松齢(ほ しょうれい、1640ー1715)
清代の作家蒲 松は怪異小説集『聊斎志異(りょうさいしい)』を書き名を残した。
蒲松齢は20歳から小説の執筆を始め、同時に話の収集を行っていた。彼は通りに座り、道を行く旅人を呼び止めては奇異な話を収集し、更に調査を加えて話にまとめた。こうして40歳の時に、490余篇の怪異小説『聊斎志異』を完成した。風邪がもとで次第に衰弱し、正座したまま76歳で死去した。死後『聊斎志異』が刊行された。(資料『蒲 松齢』孫雨田画)