シュールの本棚

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12「作家の死」テネシー・ウィリアムズ

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T・ウィリアムズ 死因・自殺(71歳)

 アメリカの劇作家テネシー・ウィリアムズ(1911 - 1983)は、彼の戯曲『欲望という名の電車』(1948、1952年映画化)、『熱いトタン屋根の猫』(1955、1958年映画化)で、ピューリツァー賞を受賞。晩年は死や孤独に対する恐れから酒やドラッグに依存し、1983年、ニューヨークのホテル「エリゼ」のスイートで、バルビツール酸塩を服毒して死亡した(死後半年後の検視官の修正による)。彼の遺書に遺体はキャンバス生地の袋に入れ、海に埋葬してほしいとあった。しかし希望か叶わず、セントルイスの墓に埋葬された。