12 上海の盛衰 上海の高層ビルトップ3
上海には、浦東新区の陸家嘴金融貿易区に建設された3棟の超高層ビルが、その高さで群を抜いている。1位は2016年に完成した「上海中心ビル」、2位は2008年に完成した「上海ワールドフィナンシャルセンター」、3位は1998年8月に完成した「ジンマオタワー」である。
1上海中心ビル(上海中⼼⼤厦 632m)
陸家嘴にある「上海中心ビル」は、118階建て、全高632m。2008年11月に着工、2016年3月に完工。近くの上海環球金融中心よりも高く設計されており、上海で1番高いビルとして知られている。 上海中心ビルの9つの地区にはそれぞれ、ガラスの内壁と外壁の間に挟まれた独自のスカイホールとアトリウムがある。エリア1は小売エリア、エリア2からエリア6はオフィスエリア、エリア7からエリア9にホテルと展望台が配置されている。
2 上海ワールドフィナンシャルセンター(上海環球金融中心 492⽶)
「上海ワールドフィナンシャルセンター」は陸家嘴の超高層ビルで、高さは492階、地上101階。主にオフィス向けで、商業、ホテル、観光、会議などの施設を統合した総合的な建物。現在は中国本土で3番目に高いビル。建物の94階から100階は観光・観覧施設用で、上海を訪れる際には必見。
3 ジンマオタワー(上海⾦茂⼤厦 420.5m)
「ジンマオタワー」は、川を挟んで外灘の有名な景勝地に面している。全高420.5階、地上88階建。上海で最も有名なランドマークの1つで、毎日最大1万5,600人の訪問者がある。53階から87階には、「グランド・ハイアット上海(金茂君悦大酒店)」がある。