19 大富豪の世界 散財した7人のセレブ
1 ジョニー・デップ(俳優1963生)
2012年に世界で最も高額な収入(7500万ドル)の俳優としてギネス記録に載る。金遣いが非常に荒く、2017年には、浪費による散財のせいで破産が報じられた。破産の責任をめぐる元マネージャーとの訴訟が話題となる。デップの法外な支出には、ワインに月額3万ドル、40人のスタッフの維持に月額30万ドル、24時間警備に月額15万ドル、自家用機に月額20万ドル、自殺したハンター・トンプソンの遺灰を大砲で打ち上げるための費用300万ドルが含まれる。
2 ウェズリー・スナイプス(俳優1962生)
現代史で最も有名な脱税の被告の1人ウェズリー・スナイプスは、2008年脱税容疑のために連邦刑務所に3年間服役した。罰金は500万ドル。彼の犯行は、反税擁護者のアドバイスに影響されたもの。しかし彼には贅沢な浪費があった。彼はニュージャージー州アルパインにある800万ドルの邸宅を購入。これは、ラッパー、アスリート、その他の新金の億万長者のための特別な避難所となった。
3 ニコラス・ケイジ(俳優1964生)
若くして大物俳優となった彼は、マニアックな漫画や模型を買い込む浪費家でもあるため、借金を返すために仕事を選ばず大量のB級映画に出演している。とりわけ、1億5000万ドルのペットのタコ、15軒の家(ヨーロッパの巨大な大邸宅と2つの城を含む)、バハマの彼所有の島、縮んだピグミーの頭、そして25万ドルの恐竜の頭蓋化石。2009年8月に、200万ドル(日本円で約1億8000万円)の債務不履行で銀行から訴えられている。
4 バート・レイノルズ(俳優1936ー2018)
バートは1994年、長年住んだフロリダの自宅の抵当権の受け戻し権利が消失し、自己破産を経験した。2009年には一度、この邸宅を売りに出したが、240万ドルほどの価値があったが売却には至らなかった。2014年12月に彼の私物670点を競売にかけた。この中には、ゴールデン・グローブ賞(1000ドル〜)をはじめ、エミー賞(1000ドル〜)、ピープルズ・チョイス・アワード(200ドル〜)などが並んだ。
5 フランシスフォード・コッポラ(映画監督1963生)
映画「ゴッドファーザー」の三部作で知られているコッポラは、1992年までに、3度の破産を経験している。それらはすべて、1982年に映画「ワン・フロム・ザ・ハート」と呼ばれる映画に巨額の投資をしたことから生じた。本作は興行的に失敗し、彼のスタジオを売却した。
6 マイク・タイソン(ボクサー1966生)
マイク・タイソンは貧困の中で育ち、3億ドルの財産を蓄え、それをすべて吹き飛ばした。1988年2月に女優のロビン・ギヴンズと結婚しかし、すぐに離婚しタイソンが支払った慰謝料は1000万ドルだった。彼の最も贅沢で支出の中には、3頭の白いベンガルトラがある。これらのトラは、購入して訓練するのに数十万ドル、餌代に1日1,500ドルかかった。タイソンのトラ(ケニア)が女性を噛んだとき、彼女に25万ドルを支払った。
7 キム・ベイシンガー(俳優1953生)
1989年、彼女は家族に勧められてジョージア州に1691エーカーの土地を2000万ドルで購入し、映画スタジオ等を作り、観光地にしようとしたが失敗する。1992年、映画『ボクシング・ヘレナ』(1993)への出演契約を破ったことで訴えられ、740万ドルの損害賠償金を支払い破産した。 (出典 cheapism2022.3.3)