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17マネー戦争 投資家に与えた影響力?

証券取引所

  米経済情報サイト「Magnify Money」(2022.5.16))の調査によると、株式投資家の約10人に4人(38%)が、現在の時代状況に対応して、過去1年間に株式市場から資金を引き出したと述べている。そのグループの40%は、この決定を後悔していると述べた。
 この調査は2022年4月20日まで実施された。その日のダウ工業株30種平均は、3万5160.79ドルで終了。3週間も経たないうちに、ダウは3万1834.11ドルとなり、3,000ポイント以上を失った。

●主な調査結果

・投資家の10人に4人(38%)が、過去1年間に株式市場から資金を引き出した。そのグループの40%は、彼らの決定を後悔している。グループの内訳は、1990年代半ば以降に生まれたZ世代(67%)、1981〜1990年生まれのミレニアル世代(57%)、男性(49%)が、お金を引き出す可能性が最も高かった。(若い人ほど、目の前の現象に影響されやすいことがわかる)

・全体として、アメリカ人の70%は、世界のニュースと現在の出来事が、彼らの経済的決定に影響を与えると言う。これは、年間世帯収入が5万ドルから7万4999ドル(80%)、民主党員(77%)、投資家(77%)、ミレニアル世代(76%)の間で最も一般的な傾向。
・インフレ(63%)とコロナウイルス(51%)は、過去1年間の財務上の決定に影響を与えた上位2つの理由であった。その他の上位の回答は、経済政策(25%)とロシア/ウクライナ危機(19%)が含まれる。(出典 Magnify Money 2022.5.16)