シュールの本棚

世界で日々起きていることは、現実を超えて進んでいる

22 作家の死 フィリップ・K・ディック

f:id:danbuer:20211003084034j:plain

フィリップ・ディック 死因=脳梗塞(53歳)

  アメリカのSF作家、フィリップ・K・ディック(1928- 1982年)は、1963年、第2次大戦に勝利した日本とドイツが、アメリカを占領地として支配するSF『高い城の男』(1962)で、ヒューゴー賞 長編小説部門を受賞。『聖なる侵入」(1981)が最後の作品となる。『ユービック』(1969)、『死の迷宮』(1970)は読みやすい。

 1982217日、視力障害を訴える。翌日自宅の床で脳卒中で意識不明のところを発見された。225日搬送先の病院で別の脳卒中を起こし脳死と判定される。32日、家族の判断で生命維持装置を外され亡くなる。