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16 作家の死 カミュ

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カミュ 死因 交通事故(46歳)

  アルベール・カミュ1913- 1960)は、フランスの小説家、哲学者。フランス領アルジェリア出身。小説『異邦人』、エッセイ『シーシュポスの神話』で注目され、1956ノーベル文学賞43歳)が贈られた。

 196014日、友人ミシェル・ガリマールが運転する車でパリに向かう途中、ヴィルブルヴァンで立ち木に衝突、助手席のカミュは即死、ガリマールは病院で死亡した。

 カミュ1960年の年末年始を、ボークリューズのルールマランにある自宅で家族と過ごし、出版社のミシェル・ガリマールと、ガリマールの妻ジャニーン、娘と一緒に過ごした。カミュの妻と子供たちは12日に電車でパリに戻ったが、カミュガリマールの車で戻ることにした。車は、国道5号線の長くまっすぐな区間で、プラタナスに衝突した。彼のポケットには、用意していた帰りの電車の切符が入っていた。(写真は事故にあった車種 Facel Vega FVS