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13 インドの盛衰 自動車産業レポート(2021年5月)

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Maruti Suzuki Dzire

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Tata Nano

 インドは2020年に、世界で5番目に大きな自動車市場となり、乗用車と商用車のカテゴリーで合計約349万台が販売された。2019年は商用車で7番目に大きなメーカー。
 インドはまた、著名な自動車輸出国であり、近い将来、強い輸出成長が見込まれている。それとインドは2020年までに世界の二輪車および四輪車市場のリーダーになると予想されている。
●市場規模
 国内の自動車生産は、20年度には2636万台の自動車が国内で製造された。全体として、国内の自動車販売は、20年度には2155万台が販売された。乗用車、三輪車、二輪車、四輪車の生産は、2021年4月に全体で187万5,698台に達した。
 二輪車と乗用車がインド国内の自動車市場を支配している。乗用車の販売は中小型車が大半を占めている。二輪車と乗用車がそれぞれ80.8%と12.9%の市場シェアを占め、20年度の合計販売台数は2010万台を超えた。 2021年4月の二輪車の販売台数は99万5097台、乗用車の販売台数は26万1633台だった。
●今後の道
 インドの自動車産業は、COVID-19パンデミックの影響から回復した後、2021年から22年に力強い成長を記録すると予想されている。 電気自動車、特に二輪車は、2021年から22年にかけて好調な売上を記録する可能性がある。(資料 India Brand Equity Foundation 2021)
●自動車メーカー
・Maruti Suzuki India Limited
 (旧称Maruti Udyog Limited)は、ニューデリーを拠点とするインドの自動車メーカー。1981年に設立され、2003年にスズキモーターコーポレーションに売却されるまでインド政府が所有していた。 インドの乗用車市場シェア53%(2018年7月)
・Tata Motors Cars
 TataMotorsの一部門。コンパクト、中型車、ユーティリティビークルの各セグメントで製品を提供しているインドの乗用車メーカーのトップ4に入る。マルチ・スズキ、ヒュンダイに次ぐ販売・サービスネットワークをもつ。 (資料 英文ウィキペディア