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5ソウルの盛衰 韓国の上位の5財閥

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ソウル市瑞草区ソチョグのサムスン本社

 韓国の経済は、1945年に日本人が去った後、一部の韓国人ビジネスマンが一部の日本企業の資産を取得し、その多くが1990年代の財閥に成長した。
 これらの企業は、1940年代後半から1950年代初頭に設立された他の企業と同様、1948年から1960年まで続いた李承晩政権と密接な関係にあった。1961年に権力を掌握した朴正煕大統領の政策は、企業に急速な工業化に拍車をかけるため、政府による最初の5カ年経済計画を実施して、財閥として、新しい産業、市場、および輸出生産の開発において重要な役割を果たした。
 体力をつけた財閥は、1980年代後半には産業部門を支配し、特に製造業、貿易業、重工業で影響を果たした。また韓国の輸出の拡大に関連して、1960年代初頭から驚異的な成長を遂げ、70年代半ばから80年代までに、重工業、防衛産業、化学産業でも支配的になった。
 財閥は1980年代に輸出市場で爆発的な成長を続けた。1980年代後半までに、彼らは財政的に独立して安全になり、1990年代までに、韓国は最大の新興工業国の1つになった。
 1997年のアジア金融危機で、最大の財閥30のうちの11は、1997年7月から1999年6月の間に崩壊した。
 コストの低下は、最終的にはより強い財閥はブランドを欧米市場に拡大したが、成長を後押ししていた東南アジアの近隣の輸出市場の同時衰退により、過剰生産で多額の債務が発生した。
 韓国には7つの主要な自動車メーカーがあったが、その後GMルノーの下で2社が継続したものの、2社の主要メーカーのみが生き残った。
 1999年半ばで、未払いの債務が約800億米ドルあった大宇グループが崩壊。それでも韓国は危機からすぐに回復した。危機を克服した財閥は危機以来大幅に成長した。(資料 英文ウィキペディア

●5大財閥(資産総額 2020年)
 1. サムスングループ 
  創業年:1938年 系列会社59 総資産:424兆9000億ウォン
 2. 現代自動車 
  創業年:1967年 系列会社54 総資産:234兆7000億ウォン
 3. SKグループ 
  創業年:1953年 系列会社125 総資産:225兆2000億ウォン
 4. LGグループ 
  創業年:1958年 系列会社70 総資産:137兆ウォン
 5. ロッテグループ
    系列会社86 創業年:1948年 系列会社 総資産:121兆5000億ウォン
「2020年公示対象企業集団」の結果、サムスン現代自動車、SK、LG、ロッテの5大財閥が、64の企業集団全体に占める割合が、資産で52.6%、売上高で55.7%、純利益で68.5%を占めた。(newsis.com 2020.5.3)