22 香港の盛衰 香港の観光産業
香港の観光産業は、香港経済の主要な柱。2018年には、香港のGDPの約4.5%に貢献し、約25万7,000人を雇用し、総雇用の約6.6%を占めた。しかし2019年の総訪問者数は、地域の社会的事件の影響を反映して、2018年に比べ14.2%減少して5591万人になった。
2020年に入ると、コロナウイルスは香港の観光産業に大きな打撃を与え、2020年の最初の5か月で、訪問者の総到着数は前年比88.2%減少して350万人に減少した。 香港の宿泊施設:2020年5月末までに、306のホテルがあり、約8万4,900室を用意している。 2019年、ホテルの平均稼働率は12ポイント減少して79%になった。
2020年の最初の5か月の稼働率は38%で、コロナの発生により、2019年の同時期と比較して52ポイント低くなった。政府は、訪問者の多様なニーズを満たすために、さまざまなタイプのホテルの開発を奨励するために、多くのイニシアチブを実施してきた。
●テーマパークとその他のアトラクション
政府は、主要な観光地としての香港の魅力を高めるために、2つのテーマパークを含む観光アトラクションを開発・強化してきた。オーシャンパークは、80以上のアトラクションを備えた最高の海洋テーマパーク。 2019年2月にオープンした「香港海洋公園マリオット・ホテル」は、オーシャンパークを世界クラスのリゾート地に変えた。
全体的な魅力をさらに高めるために、オーシャンパークはタイシューワン(大樹湾)とフラートンオーシャンパークホテル香港で全天候型屋内兼屋外ウォーターパークを開発している。
香港ディズニーランドリゾート(HKDL)は、2020年末以降、まったく新しい昼と夜のショーが行われる拡張された城や、今後数年間で2つの新しいテーマエリア「冷凍」と「マーベル」のスーパーヒーローに基づいたエリアが登場する。(資料 Hong Kong :The Facts Touism 2020.5)