10 香港の盛衰 香港沙田競馬場

香港沙田競馬場

　香港の競馬文化には長い歴史がある。開港1年目という早い時期に、香港は香港島のハッピーバレーにハッピーバレー競馬場を建設し、1844年に最初の競馬が行われた。 現在、香港には沙田とハッピーバレーの2つの競馬場があり、毎年約700のレースを開催している。沙田競馬場は火炭鉄路駅にあり、高度な競馬場設備は世界でも有​​数で、香港で2番目に大きい競馬場。競馬場の単線長は1417mで、8万5000人以上の観客を収容できる。
　レースシーズン（9月から翌年6月）に入ると、レースは毎週土曜または日曜午後（沙田）と水曜日の夜（ハッピーバレー）で開催される。営業日は、月曜日とレース日を除く毎日。
　主催の香港ジョッキークラブ（香港賽馬会）は、1884年に設立された非営利クラブ組織で、香港政府に承認され、香港の競馬および慈善団体を専門としている。会員数は2万人。
　設立当初の競馬活動は1971年以降、アマチュアからプロの活動​​に変わった。1980年代後半に国際大会を設立するための基礎を築いた。
　2001年から2002年の競馬シーズンには、1144頭の馬主、24頭のトレーナー、35頭の騎手、1435頭の競走馬がいた。2002年から2003年までの競馬への総投資額は710億香港ドル。 580億の支払いと95億の税金を除くクラブの収益は約39億香港ドル。ジョッキークラブが支払うゲーム税は、香港の税の11.7％に相当する。クラブの収入は、主にスポーツ、娯楽、教育、社会福祉、医療目的で使用されるチャリティー信託基金に管理される。（資料「百度百科」）