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6 北京の盛衰 紫光閣

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紫光閣

 中南海西側にある「紫光閣」は、国務院が外国人のゲストを接待するための重要な場所。 現在の「紫光閣」は、乾隆25年(1760)に再建されたときの外観とほぼ同じ。明代の正徳時代(1506 - 1521)に建てられたもので、正徳帝(せいとくてい1491-1521)が馬や矢を放った場所。建物の後には「武成殿」が建設され、廊下で紫光閣と接続され、囲まれた中庭がある。 乾隆帝(1711-1799)は、「紫光閣」の修理に細心の注意を払い、「紫光閣」の備品を慎重に手配した。1900年に八国連合軍が北京に侵攻し、侵略軍の本部が中南海に駐留した後、「紫光閣」の文物に被害があった。 (資料写真「毎日頭条2019.5.23)