5 北京の盛衰 北京協和医学院
「北京協和医学院」は、アメリカの富豪ロックフェラー家の海外慈善プロジェクトによって建てられた。 ロックフェラー財団はそのため、「中国医学財団」を設立し、1915年に20万米ドルを投資。1917年9月24日、北京市東城区に「民国6年」の文字が刻まれた礎石を築いた。
財団は当初150万米ドルを承認したが、実際の費用は750万米ドルに上昇した。
1921年9月19日、「北京協和医学院」の開校式が行われ、多くの人で賑わった。 この式典には、ジョン・ロックフェラー(1839 - 1937)も参列し、彼はスピーチの中で、「中国の人々に、医学だけでなく西洋の思考と精神文化の発展にも寄与できることを望んでいる」と述べた。
1951年1月、学校は中央人民政府の教育省と保健省に引き継がれ、「中国協和医学院」と改名された。 継承と発展の後、 2006年に「北京協和医学院」と名付けられた。(資料「毎日頭条」2017.3.23)