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20 上海の盛衰 1947年の上海での戦争難民

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難民に食糧を配給する上海政府(1947年)

 日中戦争の勝利後まもなく、中国庶民は再び内戦の深淵に引きずり込まれた。 江蘇省北部からの多くの人々が避難し、戦争難民となった。 当時の記者の速報によると、1946年6月の内戦勃発後、その夏、江蘇省北部から300万人もの難民がおり、同期間に江蘇省北部から5万人以上の難民が上海に入った。 1947年までに、上海に亡命する難民はますます増えたが、救援機関は増えておらず、上海政府は望むことを行うことができなかった。また、この時期の上海の深刻な住宅不足により、難民には避難する場所がなかった。
(資料「澎湃新聞 2020.12.29」)