23 ニューヨークの盛衰 ニューヨークを上海と比較？
米国は世界最大の経済国。2019年の米国の総GDPは21.4兆米ドル（147兆元）。米国で最大の都市ニューヨーク市のGDPは8840億米ドル（約6.07兆元）である。
一方、米国に次ぐ世界第2位の経済大国中国は、2019年に総GDPが99兆865億元に達し、100兆元に近づいた。都市では上海が38億1500万元で1位にランクされた。従ってニューヨークの総GDPは上海の1.6倍。
一人当たりの比較（2019）では、ニューヨークの人口は約833万人で、1人当たりのGDPは約72万8600元。
一方、上海の常住人口は2428万1400人、上海の1人当たりGDPは15万7100元。比較すると、ニューヨークの一人当たりGDPは上海の4.6倍となる。
2020年「フォーチュン500」のリストに、ニューヨークに本社を置く企業は17社ある。最高位の企業はJP Morgan Chaseで、収益は1424億2200万米ドルで、世界で38位。
一方上海の9社が2020年「フォーチュン500」リストに含まれる予定。その中でも最高ランクは、上海汽車集団(SAIC Motor)で、収益は1220億7100万米ドルで、世界で52位という。（出典「小智読財経」2021.1.13）
