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22 ロンドンの盛衰 ロスチャイルド銀行

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ニューコートにあるロスチャイルド銀行ロンドン本部(newyork times. 2013.1.9)

 ネイサン・メイアー・ロスチャイルド(1777-1836)は、200年以上にわたってロンドンのロスチャイルド家の住所として知られていたが、当初は家族の家であり、ビジネスを構築する拠点としてニューコートの敷地を利用していた。
 ネイサンは1798年にフランクフルトの実家を離れ、マンチェスターに移り、そこでロスチャイルドブラザーズを設立し、1808年にロンドンに移り住み、銀行家としての地位を確立する。

1 最初のニューコート(1809-1868)1809年、ネイサン・メイヤー・ロスチャイルドは、家族の家として、またロンドンのビジネスの中心として、ニューコート第2号のリースを750ポンドで取得した。1860年代までに、政府のローン発行のビジネスは着実に増加し、N M Rothschild&Sonsはこの分野でのリーダーであり続けた。

2、第2のニューコート(1868-1962)
1865年、新しい建物は、壮大なイタリアの「パラッツォ」のスタイルで完成した。

3、第3のニューコート(1962-2008)
1962年、ニューコートを再建するという決定が下され、スタッフは、フィンズベリースクエアのシティゲートハウスにある仮事務所に向かった。

4、第4のニューコート(2008ー)
2008年に、ニューコートのN Mロスチャイルド&サンズリミテッドのオフィスを取り壊して再建することが決定された。 新しいランドマーク的な建物がニューコートの敷地に建てられることになり、国際的に有名なOMAが、創設する会社に選ばれた。OMAのデザインは、フィレンツェのコジモデメディチの本拠地であるヴェッキオ宮殿から来た。2011年に第4のニューコートが完成した。建物の内部には、会社の歴史への多くの言及と、ロスチャイルドアーカイブの読書室がある。(資料 The Rothschild Archive )